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PIXEL peta PETAR(ピクセル ペタペたー)
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ver.2.03
(前回からの更新内容)各マスを、レイヤっぽく使える機能「合体コピー」を追加しました。ctrlを押しながらキャラをコピーすると合体します。


image01.png

【概要】ちいさなゲームキャラを描く事に特化した、シンプル操作のペイントソフトです。
32 x 32(Pixel)サイズのキャラクターを100個並べた1枚の画像データを出力できます。
小さな子でも理解しやすい直感的な描画技法も利用でき、アニメの動きも簡単操作ですぐ確認できます。


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■起動■
PIXEL PETA PETAR(ピクセル ペタペたー)のアイコンから本ソフトを起動します。
画面の内容(使える機能)は以下の通りです。
image02.png

(1)描画スペース(え を かくところ):キャラクターを描き込む(ペイントする)場所です。

(2)メニュー:表示されている各項目名を押すと、色々な機能が作動します。以下の機能があります。
はじめる(N)いま描いているペイントを全部消して、新しくペイントを始めます。
よみこみ(L)保存しておいた画像ファイルを読込みます。
ほぞん(S)いま描いているペイントを、画像ファイルにして保存します。
CTRLキーを押しながら”ほぞん”を選択するとPNG画像で保存する事も出来ます。(ver.2.01〜)
(* GDI+ が導入されていない環境 (gdiplus.dll がない環境) ではPNG保存の機能はご利用できません)
もどす(U)失敗した時はここから1段階前の状態に戻せます。
ピカピカ(H)ペイント中の画像の色味を、1トーン明るくします。
やみやみ(D)ペイント中の画像の色味を、1トーン暗くします。
かがみ(M)ペイント中の画像を左右反転します。
さゆうたいしょう(C) NEWデカルコマニー(2つ折りした紙の間に絵の具を挟み、再び開く画法)を模した機能で、色が複雑に混じりあった左右対称の絵が直感的に描けます。
まわす(R)ペイント中の画像を時計回りに90度回転します。
はいけいベタぬり(P)選択色で、背景色(黒色#000000の部分)を全部塗りつぶします。
アニメのコマほぞん(A) タイムライン(アニメのコマ)に配置した画像を1つずつ切り出して、個別の画像ファイル(32x32 Pixel,連番)として保存します。


(3)配置プレビュー(え を ならべるところ):本ソフトは、32 x 32(Pixel)サイズのキャラクターを100個描画できますが、
 そのキャラクターの配置をここでプレビューできます。プレビュー内をクリックすると描画する場所を変更できます。
 (この時、右クリックすると描画中のキャラクターがコピーペーストされます。)
(4)タブ:任意のタブをクリックして、アニメーションさせるコマ数を調節します。
(5)タイムライン(アニメのコマ):アニメーションを確認するタイムラインです。上から順に最大10コマまで設定できます。
(6)アニメプレビュー:タイムラインおよびタブで設定した通りにアニメーションを表示します。
(7)カラーパレット(いろのみほん):使用できる色の見本です。クリック(又は右クリック)で選択色に設定します。足りない色は「左右対称機能」で混色すると作れます。
(8)上の段:配置ステータス(かいている え のばしょ):ペイント中の画像のステータス(X座標、Y座標、左上をNo.0として右下No.99までの通し番号)が常に表示されます。
(8)下の段:機能キーモニター:スペース又はCtrlキーを押しながら描画スペースをクリックすると、スポイトや塗りつぶし(矢印キーで画像のずらし)ができる事を示しています。
(9)選択色(えらんだ いろ):最初の状態では選択色が白(描画色・左クリック)と黒(背景色・右クリック)に設定されています。描画スペースにはこの色がペイントされます。


■本ソフトの終わり方■
ウインドウ右上にある終了ボタンを押すとソフトウェアが終わります。
この時、保存出来ていないペイントの内容は失われますので、
メニューの[ほぞん(S)]機能から、あらかじめペイントした内容を保存しておく事をオススメします。


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■基本的な操作手順■
ペイント(絵の描き方)に決まった順序はありませんが、以下に基本的な操作の手順を示します。
操作に迷ったら、これを参考にペイントしてみて下さい。

pp_img10.gif下の手順はウサギくんの作例です。(アニメの作り方も学べます。)


【1】顔を描いてみよう
 カラーパレットから好きな色を選んで、キャラクターの顔を描いてみましょう。
配置(はいち)プレビューの黄色い枠が、現在ペイント中の場所(描画スペースの内容)です。
失敗した時は、メニューの[もどす(U)]を押すと1つ手順を戻ってやり直せます。
pp_img04.gif


【2】形をコピー
 ペイントしたキャラクターは、いつでも他のキャラクターの材料にする為にコピーできます。
コピーしたい所にマウスカーソルを合わせて右クリックすれば、ペイント中のキャラクターがコピーされます。
pp_img05.gif


【3】ピカピカさせる
 コピーしたキャラクターを試しにピカピカさせてみましょう。
メニューの[ピカピカ(H)]を押すたびに、描画中のキャラクターが1段階明るくなります。
pp_img06.png


【4】アニメーションさせる
 キャラクターはアニメーションの動きを確認する事ができます。アニメーションの動きを確認する時は、
確認したいキャラクターを、右端のタイムラインに上から順番に登録します。
タイムライン横のタブは、アニメーションを確認する範囲です。2コマアニメの場合「2」のタブをクリックします。
pp_img07.gifタイムラインにコマをセットしたら「2」のタブをクリック。

pp_img07.gif上の手順ができたらピカピカアニメの完成。


【5】体を描いてみよう
 カラーパレットから好きな色を選んで、キャラクターの体も描いて完成させてみましょう!
試しに下図のお手本のように片足をあげたキャラクターの体を描いてみてください。
pp_img08.png


【6】鏡像(きょうぞう)にしてみよう
 完成したら鏡像(きょうぞう)にしてみましょう。
メニューの[かがみ(M)]を押すとキャラクターを鏡像にできます。鏡像とは、鏡(かがみ)に映ったように左右反対になった絵のことです。

コピーしたキャラクターを鏡像にすると、あっというまに2コマアニメーションができました。
pp_img09.png anime.gif
タイムラインに登録してアニメーションの動きを確認してみましょう。絵におかしな所があれば修正して仕上げます。
*ちなみに、このアニメの右横の[ + ]や[ - ]ボタンで、動く速さを変えられます。


【7】いろいろ描いてみたよ
 いろんなキャラクターを描いてみました。面白いキャラクター、かわいいキャラクター、カッコいいキャラクター、
好きなキャラクターを自由に描いてアニメーションさせてみましょう。このキャラクターはゲームに登場させることもできます!

pp_img11.gif
pp_img12.gif
pp_img13.gif
pp_img14.gif
ピカピカ機能で神秘の剣!
目が回る〜!助けて!
宇宙船に乗って宇宙の平和を守れ!
複数のキャラクターを組み合わせてみました

*メニューの[アニメのコマほぞん(A)]の機能を使えば、タイムライン上の画像を1コマずつ切り分けて保存できるので、
GIFアニメーションを作ったり、画像を別の様式に編集・加工する時にも便利です。(上の例図はアニメのコマほぞん機能を利用した素材を編集して作りました)


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■キャラクターをゲームに登場させよう!■
 PIXEL peta PETAR(ピクセル ペタペたー)で作った画像データは、HSP3というプログラミングが
作れるソフトウェアで読み込めます。慣れれば本ソフトで作ったオリジナルキャラをオリジナルゲームに登場させる事だってできます。

pp_img15.gif


HSP3は、こちらのサイト(https://hsp.tv/)から無料でダウンロードできます。


■更新情報■
2.03
合体コピー機能を追加しました。ctrlを押しながらキャラをコピーすると合体します。コピー時のちらつきを解消しました。
カラーパレット右端に、色覚の多様性に配慮したカラーユニバーサルデザイン推奨配色を追加し、その他の配色も整頓しました。
2.02
同名の他ソフトと混同してしまわないように、本ソフトのタイトルを PIXEL peta PETAR(ピクセル ペタペたー)に変更しました。
2.01
アニメーション確認について、スピード調整機能を追加し、グラフィックは拡大表示するようにしました。PNG保存機能追加。
2.00
画面配置見直し、左右対称機能を追加、メニュー表記はユーザーの意見を参考に変更しました。特定の操作で意図しない描画がされる等の不具合を修正。
1.00
完成・公開


■このソフトウェアの取扱いにつきまして■
・ご家庭、教育機関(営利・非営利)を問わず誰でも自由にご利用いただけます。使用報告・クレジット記載は任意です。
・本ソフトウェアでユーザーが描画した画像データは、描画した御本人の著作物であり自由に使用できます。
同梱のサンプル画像を改造した画像も同様にご利用していただけます。
・公序良俗に反する利用を禁止します。
・本ソフトウェアの使用・複製は自由ですが、本ソフトウェアそのものを販売する場合は本ソフトウェアの制作者の許可が必要です。
・教育機関、学習塾において、教育目的で本ソフトウェアを使用したり、生徒に配布する事は自由です。無料でご利用いただけます。
 (教育機関様からの使用報告は任意ですが、御連絡いただけると制作者はとても喜びます。)
・ソフトウェアの制作の際には不具合が無いように心がけておりますが、万一、本ソフトのご利用に起因する何らかの不具合やトラブルが生じたとしても、
 本ソフトウェアの制作者は一切責任を負いません。自己責任でのご利用をお願いします。

タイトル
PIXEL peta PETAR(ピクセル ペタペたー)(旧称: Pixel Painter,ピクセル ペインター)
バージョン
2.03
推奨年齢
全年齢
種 別
無料ソフトウェア(フリーウェア)
制作者
Honpoh Books
問合わせ先
info@honpoh-books.main.jp

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