EXLAUNCHER 取扱説明書

1. 概要
1-1. ランチャについて
1-2. アイテムについて
2. 基本操作
2-1. ランチャの操作
2-2. アイテムの登録
2-3. アイテムのプロパティ
2-4. アイテムの編集
2-5. その他
3. 設定
3-1. ランチャの表示
3-2. オプション
3-3. エフェクト
3-4. 表示設定

1. 概要

1-1. ランチャについて

EXLAUNCHERはメニュータイプのランチャです。
メニューは最初に表示されるルートグループを頂点にしたツリー構造を持ちます。
ルートに任意のグループを追加していくことで、複数のメニューを作成できます。

1-2. アイテムについて

登録できるアイテムにはグループ, リンク, 仕切りの3種類があります。

・グループ : 要はフォルダです。グループ内にアイテムを格納できます。
・リンク : 実行可能ファイルやフォルダ等へのリンクです。
・仕切り : 仕切ります。

ひとつのグループに登録できるアイテムは(画面サイズにもよりますが)最大32個程度です。
ただし処理速度の面から、16〜20程度に留めたほうが快適と思われます。

2. 基本操作

2-1. ランチャの操作

マウス
・初期設定では、画面端にマウスカーソルを置くとランチャが開きます。
・そのほかの設定は「基本設定」を参照してください。
・また、マウスホイールを転がすことで、グループの切り替えが可能です(同一グループ内)。
・ランチャ表示中にノック動作を行うことで、ひとつ上のグループに移動できます。
・任意のアイテムを選択して左クリックすると、アイテムの実行/グループ移動を行います。

キーボード
・ホットキーを設定することでキー操作でランチャを開くことが可能になります。
・ホットキーの設定方法については「アイテムのプロパティ」を参照してください。
・[Tab]キーでグループ切り替え、[←][→]でグループの上下移動が可能です。
・[A]~[Z]キーで任意のアイテム(アルファベット表記のみ)を選択できます。
・[↑][↓]でアイテムを選択、[Enter]キーでアイテムの実行/グループ移動を行います。
・[Esc]キーでランチャを閉じます。

タスクトレイ
・アイコンを左クリック->最後に開いたランチャを開きます。
・アイコンを右クリック->ルートグループを開きます。

2-2. アイテムの登録

メニュー
・右クリックメニューから[グループを追加] [リンクを追加] [仕切りを追加]のいずれかを選択。

ドラッグ&ドロップ
・エクスプローラ等からファイルやフォルダをドラッグ&ドロップしてください。
*メニューから[表示を固定]を選択するとランチャが表示されたままになります。

2-3. アイテムのプロパティ

タイトル
・アイテムの表示名を指定します。

ファイルパス
・実行可能ファイルやフォルダのパスを指定します。

パラメータ
・実行可能ファイルに送るパラメータを指定します。

外部アイコン
・外部のアイコンファイルを利用したい場合に指定します。
・複数のアイコンを含むファイルを指定した場合、下のトラックバーでアイコンを選択できます。
・直接ファイル名を入力した場合、右下にあるボタン(1/1)を押すことで表示を更新できます。

タイプ
・新規作成時に限り、グループとリンクを切り替えることができます。

ホットキー
・ホットキーを設定します。ボタンをクリックした後、任意のキーを押してください。
・この段階で何らかの動作が発生した場合、そのキーの組み合わせは既に使用されています。
・[Alt]を押すとフォーカスがウィンドウに移動してしまいます。その場合はもう一度[Alt]を押してください。

2-4. アイテムの編集

削除
・任意のアイテムを選択し、メニューから[削除]を選択するか、[Delete]キーを押してください。

移動
・ドラッグ&ドロップで任意の位置に移動できます。
・その際、[TAB]やカーソルキーを併用することでグループ間を移動できます。
・あるいは、メニューから[移動]を選択後、任意の位置で[ここに移動]を選択してください。

ソート
・ソートしたい位置でメニューを開き、[並べ替え]を選択してください。

2-5. その他

ランチャの終了
・メニューから[終了]を選択してください。

ルートグループを表示
・メニューから[ルートを表示]を選択してください。

ランチャの表示を固定
・メニューから[表示を固定]を選択してください。

3. 設定

3-1. ランチャの表示

・マウスによるランチャの表示方法を設定します。
・[判定時間]の単位はミリ秒[約1/1000秒]です。(0~3000)

[-]
・マウスによる表示を無効にします。

[画面端にカーソルが来たら実行]
・マウスカーソルが画面端に置かれ、そのまま[判定時間]が経過したらランチャを表示します。

[画面端でクリックされたら実行]
・画面端で左クリックされ、そのまま[判定時間]が経過したらランチャを表示します。

[画面端をノックされたら実行]
・画面端にカーソルを置く、画面端から離す、再び画面端に置く。
・これらの動作が[判定時間]以内に行われた場合にランチャを表示します。

位置による表示指定
・画面の位置(左右, 上中下)によって表示するランチャを指定できます。
・指定できるのはルートグループに登録されたアイテムのみです。
・グループではなくリンクを指定した場合、直接リンク先を開きます。

空白範囲
・画面端(左右の上下)でも反応しない範囲を設定できます。(0~64)

3-2. オプション

[タスクトレイにアイコンを表示]
・タスクトレイにアイコンを表示するかどうかを指定します。
・この設定に関わらず、[ランチャの表示方法]が指定されていない場合は強制的に表示されます。

[カーソルがランチャから離れたら自動的に閉じる]
・カーソルがランチャから離れた場合に、ランチャを自動で閉じるかどうかを指定します。

[閉じるまでの時間]
・カーソルがランチャから離れてから、指定時間が経過した後にランチャが閉じられます。

[範囲+]
・どの程度ランチャから離れたらランチャを閉じるかどうかを指定します。

3-3. エフェクト

[アニメーション効果]
・ランチャの表示や切り替え時にアニメーション表示を行うかどうかを指定します。

[スライドイン]
・チェックを外すと以前のバージョン(3.06)と同じ動作になります。

[時間]
・アニメーションの効果時間を指定します。(100~1000)

[ストライプ・グラデーション・文字の影]
・背景のストライプ, グラデーション, 文字の影を描画するかどうかを指定します。

3-4. 表示設定

[背景画像]
・背景に使用する画像ファイル(*.bmp/*.jpg)を指定します。

[フォント名・フォントサイズ]
・表示フォントを指定します。お手数ですが直接フォント名を入力してください。

[表示色設定]
・ランチャの表示色を設定できます。現状ではあまり自由度がありません。

[サイズ設定]
・ランチャの各種表示サイズを指定します。

[ウィンドウ透明度]
・ウィンドウの透明度を指定します。255で不透明です。




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