Wire War 説明書
Presented by Inae
目次
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動作環境
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インストールとアンインストール
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ストーリー
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Wire Warの説明
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操作説明
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画面説明
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グラフィックス
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システム詳細
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データ編集
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著作権等
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履歴
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連絡先
動作環境
OS:Windows
画面のサイズ:640×480ピクセル以上
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インストールとアンインストール
インストールはZIPファイルを解凍するだけです。 レジストリ等は一切変更しません。 アンインストールは「WireWar.exe」の入ったフォルダごと削除して大丈夫です。
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ストーリー
あの忌わしき戦争から10年。 双方の自滅によるその終結は世界に大きな傷跡を残した。 無人戦闘機の遠隔操作による戦闘は人の命をこそ奪わなかったが、 大地は荒れ果て、人は地下に住処を求めるほかはなかった。 そして地上にはいまだ無数の暴走した無人戦闘機が稼動していた。
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Wire Warの説明
Wire Warは3Dアクションシューティングゲームです。 今時ワイヤフレームで3D空間を表現しています。 限られた時間内に、自分以外の無人戦闘機を破壊してください。
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操作説明
Wire Warを起動するには「WireWar.exe」を実行してください。 F4キーによって、ウィンドウモードとフルスクリーンモードを切り替えることができます。 Escキーによって、ゲームを終了できます。 それ以外の操作は状況によって異なりますので、以下をご覧下さい。
【タイトル画面】
↑↓:プレイレベルを変更する
SPACE:戦闘を開始する
【戦闘中】
↑↓→←:機体を前進、後退、右回転、左回転させる
S:照準を上げる
X:照準を下げる
Z:弾を撃つ
A:機外・機内視点切り替え
SPACE:ポーズ
【ポーズ中】
SPACE:ポーズ解除
【リプレイ中】 SPACE:タイトル画面へ
A:機外・機内視点切り替え
【その他】
SPACE:進行
また、戦闘中以外ではキーボードの0〜9のキーで他の機体からの視点に切り替えることができます。 プレイヤーの機体の視点は0です。 戦闘中は常にプレイヤーの機体からの視点となります。
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画面説明
Wire Warを起動してしばらくすると、下のような画面となります。 これがタイトル画面です。
タイトル画面ではプレイレベルを選択できます。 プレイレベルは画面上方に表示されます。 上の場合は「LEVEL NORMAL」と示されているので、 このままゲームを開始すると「NORMAL」レベル、つまり普通の難易度で遊ぶことができます。 他に少し易しい「EASY」レベルと非常に難易度の高い「HARD」レベルがあります。
次に戦闘中の画面について説明します。
画面左上の円はレーダーです。 プレイヤーの機体から射程距離内にあるすべての機体等の位置と向きを示します。 中央の白い点がプレイヤーの機体です。 また、赤、緑、青の点は敵の機体を表しています。 さらに、紫の点は弾を、黄色は爆風を示します。 黒の点は破壊された機体です。 画面上方の赤と青のバーは機体の耐久度を表します。 青の部分が残り耐久度、赤の部分が失われた耐久度です。 画面右上には、残り時間とプレイレベルを表示しています。 画面上方の中程にある十字の入った円は照準です。 照準は移動します。 それ以外の表示は、プレイヤーの機体の後方斜め上から見た状況です。
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グラフィックス
機体や弾、爆風のグラフィックの紹介です。
プレイヤーの機体です。 斬新なスタイルを目指した結果、このような形となりました。 この画像では右が前です。 性能は、プレイレベルによります。 レーダーでは白で示されます。
敵の機体です。 ありがちなタンク型をイメージしたものです。 耐久度が高めです。 レーダーでは青で示されます。
敵の機体です。 速く移動できそうな形、と考えてできた機体です。 もちろん、移動速度と回転速度は速いです。 レーダーでは緑で示されます。
敵の機体です。 長い砲身を違和感なく見せるために、と形を考えました。 移動速度を犠牲にして攻撃力が高くなっています。 レーダーでは赤で示されます。
弾です。 三角錐形をしています。 レーダーでは紫で示されます。
爆風です。 当たるとダメージを受けます。 レーダーでは黄で示されます。
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システム詳細
戦闘では、初め敵が9機います。 各機体には耐久度が存在し、それがなくなると破壊されたことになります。 破壊された機体は黒く描画されます。 敵の機体すべてを制限時間内に破壊するとプレイヤーの勝利です。 制限時間は画面右上に表示しており、「00:00」になると時間切れです。 戦闘開始時には「99:99」です。
敵機の破壊には弾を使います。 Zキーでプレイヤーの機体は弾を撃つことができます。 ただし、連続して撃つことはできません。 一度撃つと照準の円が広がり、それが元通りになると次の弾を撃つことができます。
弾が地面に落ちると、そこに爆風が一定時間生じます。 敵機もプレイヤーの機体も爆風に触れるとダメージを受けてしまいます。 その爆風がどの機体の撃った弾によるものかは関係ありません。 爆風によって受けるダメージの大きさは、爆風によって異なります。 爆風を生じさせた弾を撃った機体の攻撃力が高ければ高いほど、 また、撃ったときの射角が大きければ大きいほど、受けるダメージは大きくなります。 なお、弾そのものに当たってもダメージは受けません。
フィールドは実は視点を中心として正方形をしています。 機体が遠くに行ってしまいフィールドから外にでると、正方形の反対側へ移動します。 つまり、正方形のフィールドは端が反対側の端につながっているのです。
勝利、敗退、または時間切れとなるとそこで戦闘は終了します。 そこでSPACEキーを押すと、リプレイを見ることができます。 視点の切り替えもできるので、他の機体がどのように行動しているのかも逐一分かります。 リプレイ中にSPACEキーを押すとタイトル画面に戻ることができます。
それぞれの機体は耐久度、攻撃力、移動速度、回転速度の4つのパラメータを持っています。 プレイレベルはプレイヤーの機体のこれらのパラメータに影響を及ぼします。 敵の機体と比較してみると、「EASY」レベルでは3倍、「NORMAL」レベルでは2倍、「HARD」レベルでは1倍となります。 また、「EASY」レベルではダメージを受けても耐久度が少しずつ回復していきます。
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データ編集
Wire Warでは、その気になればゲーム中の機体、弾、弾幕のグラフィック、性能を作成、編集することができます。 データの拡張子は「wfd」です。 機体のデータは「obj?.wfd」となっています。 なお、?には0,1,…と続く整数が入ります。 「obj0.wfd」がプレイヤーの機体のデータ、それ以降が敵の機体のデータです。 数字が飛んでいてはいけません。 また、敵の機体のデータが少なくとも1つはなければなりません。 他に、「shell.wfd」は弾のデータ、「exp.wfd」は爆風のデータとなっています。
データファイルはテキスト形式なので、「notepad」等のテキストエディタで開くことができます。 データの作成、編集をしてみたい方は、一度既存のデータをどれか開いてみてください。 データは行ごとに読み込まれ、形式は「命令 パラメータ1,パラメータ2,…」となっています。 パラメータはすべて整数にしてください。 命令は現バージョンでは5種類存在します。
【NODE】
頂点を作成します。 パラメータ1で頂点番号、パラメータ2〜4で頂点のX,Y,Z座標を指定します。 頂点は0〜19の20個を作成することができます。
【EDGE】
辺を作成します。 パラメータ1で辺の始点の頂点番号、パラメータ2で辺の終点の頂点番号を指定します。 辺は最大20個まで作成することができます。
【SIDE】
三角形の面を作成します。 パラメータ1,2,3で三角形の頂点となる点の頂点番号を指定します。 描画の際にはパラメータ1,2,3の順に頂点を巡ったときに左回りとなる面のみが描画されます。 面は最大20個まで作成することができます。
【STAT】
機体の性能を決定します。 パラメータ1で耐久度、パラメータ2で攻撃力、パラメータ3で移動速度、パラメータ4で回転速度を指定します。 4つの値の合計は10である必要があります。 また、攻撃力、移動速度及び回転速度は0以上の値でなければなりません。
【COLOR】
レーダーにおける色と機体の色を決定します。 パラメータ1〜3でR,G,Bをそれぞれ指定します。 なお、機体の色については、ここで指定した色を元に白に近づけた色を用います。
行の初めがこれら4つの命令ではない場合、コメントと見なして読み飛ばします。
データ編集をしていてデータが壊れてしまって元に戻らなくなってしまった、等の場合には迷わずWire Warをアンインストールして、再度インストールしなおしてください。
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著作権等
本ソフトの著作権はその作者であるいなえに属します。 これらの著作物を無断で公衆配布したり改変したりすることは著作権法により禁じられています。 また、作者は本ソフトによって生じたいかなる損害についてもその責任を負いません。
本ソフトはHot Soup Processor ver 3.1を用いて作成しました。 また、効果音はShou/河合章悟さんのKanaWave Version 0.12を用いて、 音楽は加藤一郎さんのMuse Version 4.9を用いて作成しました。
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履歴
2007/09/29
ver 1.4
機外・機内の視点切り替え機能を追加
2007/09/27
ver 1.3
耐久度のなくなった機体を黒で表示
2007/09/26
ver 1.2
3Dのデータに面を追加
2007/09/26
ver 1.1
EASYレベルで敗退後もプレイヤーの耐久度が回復するバグを修正
2007/09/18
ver 1.0
「Wire War」完成
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連絡先
ご意見、ご感想、バグ報告等は、以下のホームページの掲示板にお願いします。
ホームページ「いなえの鉛筆」 http://www.geocities.jp/inaeggmon/
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