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「ItemDemander」
Ver
1.1.1.2012.8.7
[*]
マウスとキーボードによって操作するアプリケーションランチャー
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種類
:
フリーソフト
作者
:
FunnyMaker
概要 :
マウスによるボタン操作と、キーボードによる操作でファイルおよびフォルダを素早く開くアプリケーションランチャーです。
開発環境
:
Hot Soup Processor for Windows (Ver3.3)
□HSP(Hot
Soup Processor) は、フリーで高性能な開発環境であり、ゲームやツールの制作が簡単に行えます。
□HSP(Hot
Soup Processor) (C)Onion Software おにたま氏の著作物です。
≪著作権および免責事項
≫++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
本ソフトはフリーソフトです。自由にご使用ください。私の作成した部分のみにおいて、自由に配布したり改変したものを公開
するのは自由です。連絡・作者の表示は必要ありません。本ソフトの著作権は作者、FunnyMakerが保有します。
[使用しているプラグイン]
・「hspext」
:
このプラグインの著作権は おにたま
さんにあります。
[使用しているモジュール]
・「llmod3」
:
このモジュールの著作権は tom
さん、芝やん さん、OpenHSP
さんにあります。
・「mod_fontdlg.as」
:
このモジュールの著作権は おにたま
さんにあります。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
動作環境
:
確認済み :
Windows7 Home Premium / WindowsXP Home Edition (Service Pack
3)
その他の確認していないOS・エミュレータ等でも動作する可能性があります。
[*]
本ソフトの機能について
マウスによるボタン操作と、キー入力の両方から操作できるアプリケーションランチャーです。
呼び出すファイル・フォルダをまとめて「アイテム」と呼んでいます。
本ソフトには「パッド」と呼んでいるウィンドウがあり、ここからマウス操作でアイテムを呼び出すことができます。「パッド」と言う
名前が付いていますが、結局は「ドック」のようなものです。形が違うだけです。パッドには最大29個のアイテムを登録するこ
と
ができます。
(パッド)
マウス操作以外にもキー入力によってアイテムを呼び出すことができます。「Ctrl」キーと「A〜Z」のキーの組み合わせ(例えば「Ctrl
+ A」)
によって最大26個のアイテムを呼び出すことができます。例えば「Ctrl
+
A」という組み合わせに「test.exe」を登録した場合、そのキーを押
した時に、エラーが発生しない限り、「test.exe」が起動します。また、実行ファイル以外のファイルを登録した場合はそのファイルに、関連
付けられたアプリケーションによってそのファイルが開かれます。フォルダを登録した場合は「explorer.exe」によってブラウズされます。
パッドとキー入力パターンではそれぞれ別のアイテムを登録することができるので、本ソフトに登録できるアイテムの総数は
29
+ 26 =
55個となります。
アイテムの登録は設定画面から行ってください。(設定ファイルを直接いじるのは、復旧時以外はなるべく避けてください)
[
パッドの各部の説明 ]
2
・・・・・
「スロット」と呼びます。全部で29個あり、これらはアイテムを登録する場所です。
スロットは、左上から右に向かって「Slot1,2,3,・・・・・・Slot10」一段下がってまた左から「Slot11,12,13,・・・・・
Slot20」という
順番で29個並んでいます。
1
・・・・・
「ポップアップウィンドウ」と呼びます。スロットのうえにマウスカーソルが乗った時に、そのスロットに関する情報を表示します。例
では現在狙われているスロットに登録されているのは「notepad.exe」であることを示しています。
3
・・・・・
「設定ボタン」です。ここを押すと設定画面が開きます。
パッドには以下の特徴があります。
●
・・・・・ 普段は隠れている
●
・・・・・
マウスカーソルをディスプレイの端にもっていく、または「F12」キーを押すと、ディスプレイ下端から現れる。現れている状態を
「アクティブ(状態)」と呼ぶ
●
・・・・・
設定によるが、アクティブ状態時にマウスカーソルがパッドから離れると、再び隠れる。隠れている状態を「退去(状態)」と呼ぶ。
退去しないように設定することも可能。ただし、退去に関する設定に関わらず、「F12」キーを押すことで退去する。
●
・・・・・
外観に関しては15種類のテーマが用意されていて自由に選べる。
ポップアップウィンドウについても外観に関してはパッドと同じ15種類のテーマが用意されていて、自由に選ぶことができます。パッドと
ポップアップウィンドウのテーマは別々に設定できます。また、ポップアップの文字色も自由に設定できます。フォントは「MSゴシック」で
固定されていて変更できません。
>>>_キー 入力操作について
本ソフトが起動している間は、設定を行っている時等の特別な時を除いて、いつでもキー入力によるアイテムの呼び出
しを実行できます。押されたキーに対してアイテムが登録されていない場合は何も起こりません。
>>>_マ ウス操作について
本ソフトが起動している間は、設定を行っている時等の特別な時を除いて、パッドをアクティブにすればいつでも、
スロットに登録されているアイテムの呼び出しを実行できます。
<
設定の仕方
>
※説明の必要が無いと思われる部分に付いて省略します。
まず設定画面を開いてください。
下の画像のようなウィンドウが現れます。
1
・・・・・ テー
マのプレビュー領域と適用ボタンがあります。この領域の上の部分にある2つのコンボボックスでテーマを選択し、ポップ
アップ表示の文字色を設定した後、「プレビュー」を描画」ボタンを押すとパッドの縮小版とポップアップウィンドウの原寸大
イメージが描画されます。
思い通りの外観に設定できたら「テーマ設定を適用」ボタンを押して設定をシステムに適用してください。
2
・・・・・
パッドの振る舞いの設定を行うための、もう一つの設定画面を開くための
ボタンです。パッドの振る舞いの設定については後に
説明します。
3
・・・・・
スロットの管理を行います。リストボックスの項目(SLOT1〜29)の中から一つ選択し、下にある右側2つのボタンを押してその
スロットにアイテムを登録したり、登録されているアイテムを削除したりします。(アイテムを削除しても、リンク先のファイルが
削除されるわけではありません。)
キー入力パターンへの管理は赤枠で囲まれている部分の下にあるリストボックス及びその近くのボタンで行ってください。
登録・削除の仕方はスロットの場合と同様です。
○
パッドの振る舞いを設定する
上の画像で示されている2番のボタン(「パッドの振る舞いの設定」ボタン)を押してください。下の画像のようなウィンドウが現れます。
●「パッドのアクティブ時におけるデスクトップ上での座標」
・・・・・・ 要するに、パッドが可視状態である時にどこにいるかということです。
座標は、パッドの左上の1ドットの、デスクトップ画面から見た
座標です。(ディスプレイ左上の1ドットを(0,0)とし、右に行くほどxは増加し、下にいくほどyは増加します。)
●「パッドをアクティブにするためのマウスカーソルの座標チェックを行う画面の端」
・・・・・ 長ったらしい名前ですが簡単です。マウス
カーソルがディスプレイの端にくるとパッドが
アクティブになり始めます。パッドをアクティブにするためにマウスカーソルがディスプレイの端にあるのかどうかをずっと監視
しているわけです。その監視対象を上下左右のなかから選ぶのです。どれかひとつは必ず選ぶことになります。そうしないと
「F12」キーを押さないとパッドが現れなくなります。
●「マウスカーソルが、設定された画面の端に存在することを検知してからパッドのアクティブ化を開始するまでの遅延時間」
・・・・・本ソフ
トは
パッドをアクティブにすべきかどうかを調べるためにマウスカーソルの座標を監視しています。そして、マウスカーソルが、設定され
たディスプレイの端にきたらパッドをアクティブ化する準備にはいります。この設定では、アクティブ化を開始するまでの待ち時間
を設定します。マウスカーソルが、設定されたディスプレイの端にきても、ここで設定した時間内に再びディスプレイの端から離れ
るとパッドはアクティブ化を中止します。
●「パッドがアクティブかつマウスカーソルがパッドの上に無い時にパッドをデスクトップから退去させるかどうか」
・・・・・・ しばらく放ってお
かれた時にパッドが自動で引っ込むかどうかということです。
●「マウスカーソルがパッドの上から離れてからパッドの退去を開始するまでの遅延時間」
・・・・・・ 上で述べた、パッドが自動で引っ込む
設定において、放っておかれても我慢する時間の長さだと考えるとわかりやすいかと思います。これを0にすると、パッドからカーソ
ルが離れるとすぐにパッドが退去しはじめます。
●「パッドの移動全般について、パッドが現在の位置から目的の場所に到達するまでにかかる時間」
・・・・・・ パッドが移動する必要がある
時に、移動に費やす時間のことです。速さではないことに注意してください。つまり、どんな距離でもこの時間をかけて移動する
ということになります。
設定を確認したら適用ボタンを押して変更をシステムに適用してください。
これでパッドの振る舞いの設定は終わりです。
設定を変更した場合は、メインの設定画面を閉じた後、その設定に応じてシステムが動き始めます。設定を変更しなかった場合は設定画
面を閉じても特に何も変化はありません。
設定が破損してしまった時や、初期化したい時は「ItemDemander.exe」と同じディレクトリにある
「ItemDemanderSetupper.exe」
を実行して設定を初期化してください。
本ソフトが気に入ったら是非スタートアップに登録してください。ログイン時に自動起動させることができます。
[*]
本ソフトのファイル構成
*(dir)/ItemDemander_
|_*(file)/ItemDemander.exe
|_*(file)/ItemDemanderSetupper.exe
|_*(file)/Read_me.txt
|_*(file)/ItemDemander.html
|_*(dir)/ItemDemander.files
|_*(file)/hspext.dll
|_*(dir)/ItemDemanderVariableData_
|
|_*(dir)/Settings_
|
|_*(file)/ItemDemanderSettings.ini
|_*(file)/おまけ.zip
展開したらそのまま実行できるようになっています。実行には直接関係ないものもあります。各自の判断で消してもらってもかまいません。
アンインストールはこれらのファイル及びディレクトリを削除することで可能です。
[*]
本ソフトのシステムに関わる情報
※普通に本ソフトを使用する場合には、この情報は理解していなくても全く問題ありません。
「(本ソフトのあるディレクトリ)/ItemDemanderVariableData/Settings/ItemDemanderSettings.ini」は設定
ファイルです。
「おまけ.zip」に詳しい情報が同梱されています。
パッドのアクティブ状態の管理処理はループで行っていて、その周期は5/100secとしています。
パッドの移動処理もループで行っていて、その周期は2/100secとしています。
アイテムはシステム内で以下のように種類分けされています。
・「正常アイテム」 :
登録されている情報に対して、ファイルが実在し、使われているアイコンも取得できるもの。
・「顔無しアイテム」 :
アイコンの取得ができないもの
・「架空アイテム」 :
登録されているが、ファイルが実在しないもの。
設定の変更・設定ファイルの作成等重要な処理を実行している間は、終了要求が来ても適当にサブルーチンジャンプしてすぐに
returnで戻り、処理が最後まで行われるようにしています。実際にこのようになっているのはごく短い時間だと思います。
[*]更新履歴
■ Ver 1.0.0 ・・・・・ 完成
■ 記録喪失
■ Ver 1.0.4.2012.4.2 ・・・・・
●設定画面がパッドの後ろに固定されて操作しづらい不具合を修正。
■ Ver 1.1.0.2012.8.5 ・・・・・
●いくつかのダイアログの親ウィンドウを変更し、ダイアログ表示時にダイアログ
が他のウィンドウに隠れて操作できなくなる不具合を修正。
●パッドの振る舞いの設定を適用した時にパッドの振る舞いの設定画面が通常の
設定画面の後ろに移動して操作しづらい不具合を修正。
●ポップアップ表示で使用するフォントを変更できるようにした。
●パッドのスライド速度がPCのスペックによって大幅に影響される不具合を修正。
→(詳細)
: 速度を変更しても反映されず、超高速で動いて使い物にならない。
awaitをwaitに変更すると期待通りの動きをしたが、CPUの忙しさが
パッドの動きに露骨に現れる。
■ Ver 1.1.1.2012.8.7 ・・・・・
●Ver
1.1.0.2012.8.5 におけるパッドの超高速移動の問題の原因が判明。
HSP3.31RC1でawaitの待ち時間の精度が向上していたからであった。
スクリプトを書き直すのが面倒なのでHSP3.3で再コンパイル。
[*]
最後に
「おまけ.zip」の中にスクリプトやその他のデータが入っています。取るに足らないものかもしれませんが、気が向いたらいじって
みるのもいいかもしれません。作者はまだまだ初心者で、論理的でない部分が山ほど含まれていると思います。スクリプトを見
て虫酸が走るかもしれませんが、どうかご辛抱ください。ただ、明らかに無駄と思われる「onerror」の処理はあえて残してありま
す。
最後まで読んでいただき有難うございます。このソフトがあなたの役に立てたら幸いです。