数学では空間上のある位置を表すには、色んな座標系を用いることがあります。直交座標系や極座標などなど。
表現は様々ですが、空間内に存在する同じ点をあらわしているだけなので、これらは相互に変換できます。
いろんな座標系についてはググれば図付きで解説しているページがすぐに見つかります。
地球儀のような座標の表示方法は、「球座標系」と言うようです。
一方、数学やゲーム、DirectXでは普通、直交座標系で問題を扱います。
NO.29579の数式も直交座標系です。
地球儀上の任意の場所を示す場合も、位置も緯度や軽度を指定されたら、いったん直交座標系に換算し処理されます。
HSPも例外ではありません。
HGIMG3、Easy3D、d3moduleが使用している座標系は直交座標系です。
したがって、パラメータの(X,Y,Z)は直交座標系のX,Y,Zを指します。
球座標系→直交座標系の換算式はググればすぐに出てきます。
> できれば次のサンプルスクリプトを挙げてもらえませんか?
「5ドットが1度として」という前提がすでに問題があることはさておき。
現状ではサンプルを提示しても正しく理解することは大変困難でしょう。結果的に目的達成まで遠回りすることになります。
先ずはプログラムを考える前に、メタセコイアなどのツールで3Dグラフィックに慣れ親しんで、3Dの感覚になれたり、基本的な知識を身につけたほうがいいと思います。
いくつかモデルを作っているうちに基本的な知識が付いていくと思います。もちろん用語などを調べる努力も必要ですが。
メタセコイア:
http://www.metaseq.net/
フリーで使用できる3Dモデル作成ソフト。
> この図は日本の上空から見た図ですが任意の地点から見た図を描きたいのです。(正射図法というらしい)
この手の絵が描きたいのであれば、前にも説明したとおり、メタセコイアでモデルを作ってHGIMG3かEasy3Dで表示するだけです。数学わからなくても表示だけなら簡単です。
視点(カメラ位置)も注視点(カメラが見つめる先)もパース(遠近感)も自由に設定できます。
画面上の座標もNO.29589で説明した命令で取得できます。
なお、「正射図法」云々は、これは多分テクスチャのことと思われます。